はじめに:今回のアップデート、日本に来たのはどの機能?テスラの最新ソフトウェアアップデート 2025.20.6 が配信されました!今回のアップデート、実はちょっと複雑です。世界的に見ると、公式のリリースノートに載っていない変更点がたくさんあるのですが、残念ながらその中でも日本に入ってきている機能は少し削られている印象です。このガイドでは、公式の新機能はもちろん、日本で実際に使えるようになった「隠れた改善点」、そして「今回は見送られたけど、海外では話題の機能」まで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。あなたのテスラを最大限に活用するために、ぜひ最後までお付き合いください!1. 初めての方へ:テスラのアップデートかんたん手順ガイドまずは、最近オーナーになったばかりの方のために、アップデートの基本的な流れをおさらいしますね。アップデートの通知 車に乗ると、ディスプレイ上部にオレンジ色の「下向き矢印」アイコンが表示されます。これが「新しいアップデートがありますよ」という合図です。Wi-Fiへの接続 アップデートのダウンロードにはWi-Fi接続が必須です。車両のモバイル通信ではダウンロードできないので注意しましょう。解決策: 自宅の駐車場にWi-Fiがない場合は、スマートフォンのテザリング機能を使ったり、テスラのサービスセンターで提供されている無料Wi-Fiを利用するのがおすすめです。ダウンロードの開始 Wi-Fiに接続すると、矢印アイコンが緑色に変わり、ダウンロードが始まります。途中で止まっても大丈夫!:ダウンロードが50%前後で一度停止することがありますが、これは故障ではありません。ダウンロードしたファイルの解凍作業を行っているだけなので、慌てずに待ちましょう。データ容量に注意:アップデートの容量は、大きいものだと10GB近くになることもあります。インストール ダウンロードが完了すると、インストールが可能になります。ここで重要な注意点があります。ダウンロード中:運転しながらでも可能です。インストール中:車両は一切操作できなくなります。 僕の車では、今回のアップデートのインストールに約55分かかりました。インストールを始める際は、夜中の1時に開始するよう予約設定したり、車内で「2分後に開始」のボタンを連打してすぐに始めることもできます。外出先ではなく、自宅のガレージなど、長時間車を動かさなくても問題ない安全な場所で実行しましょう。アップデート完了 インストールが終わると、車両が自動的に再起動し、アップデートは完了です!2. 公式発表:リリースノートから分かることアップデートが無事に完了したところで、今回の2025.20.6で何が変わったのかを公式情報から見ていきましょう。ユーザーが直接使える新機能は1つだけでした。 iPhone充電ウィジェット (充電リアルタイムアクティビティ)iPhoneのホーム画面やロック画面に、テスラの充電状況を表示できるウィジェットが追加されました。これにより、スーパーチャージャーでの充電中に、アプリを開かなくても充電レベルや料金をリアルタイムで確認できるようになり、非常に便利です。この機能を使うには、Teslaアプリのバージョンが 4.45.0 以上、そして iOS 17 以上が必要なのでご注意ください。セキュリティの改善今回のリリースノートには、セキュリティ改善に関する項目が2つ含まれています。これらは車の安全性を高めるための重要なアップデートですが、セキュリティ上の理由から、テスラはその具体的な内容を公開していません。しかし、公式発表はここまで。本当のお楽しみは、ここから紹介する「リリースノートに載っていない」変更点です!3. ここからが本番!リリースノートにはない隠れた新機能今回のアップデートで最もエキサイティングなのは、実は公式発表されていない数々の改善点です。確認できたものから、まだ情報が錯綜しているものまで、一つずつ見ていきましょう。A. 確認済み!すぐに使える便利な機能改善多くのユーザーにとって嬉しい、実用的な機能が追加されました。セントリーモード:複数クリップの一括削除 これは多くのオーナーが待ち望んでいた機能です!これまで1つずつしか削除できなかったセントリーモードの録画クリップを、複数選択して一括で削除できるようになりました。これで面倒なファイル整理が一気に楽になりますね。トランク開放警告 安全性を高める新機能です。トランクが開いたままの状態で車を「ドライブ」に入れようとすると、画面に「トランクが開いています」という警告メッセージが表示されるようになりました。「リスクを理解して運転する」か「トランクを閉じる」かを選べるので、うっかり開けたまま発進してしまうのを防げます。地味だけど賢い、かゆい所に手が届く改善音声入力インジケーター:音声コマンド(「大阪城ホール」など)を話している間、マイクアイコンの横にオレンジ色の点が表示されるようになりました。これで、車がちゃんと聞き取っている状態なのかが一目で分かります。ダッシュカムビューアーの広角表示:ダッシュカム(ドライブレコーダー)の映像を確認する際に、ボタン一つで少し広い画角と狭い画角を切り替えられるようになりました。本当に微妙な違いですが、選択肢が増えるのは良いことです。ソフトウェアメニューの表記変更:「ソフトウェア」メニュー内に、「キャビンカメラ&マイク」という項目が追加され、音声コマンドのマイクに関する情報が明記されるようになりました。B. 調査中の機能(あなたの車ではどうですか?)海外で報告されているものの、僕のハードウェア3搭載車では確認できなかったり、動作が異なったりした機能もあります。これらはハードウェアの違いや、日本仕様の制限などが関係しているかもしれません。機能 (機能)内容 (What It's Supposed to Do)現状と注意点 (現状と注意点)カメラアングルの切り替えカメラ映像の表示中に、広角と狭角を切り替えるボタンが追加される。新型モデルYなど、ハードウェア4搭載車限定の機能と報告されています。充電ポートのラッチ解除左後部座席のドアハンドルを3秒間引き続けると、充電ケーブルのロックが解除される。CHAdeMOや普通充電器利用時に、アプリや車内画面で操作しなくてもケーブルを抜けるようになり、非常に便利になるはずの機能。僕の車では確認できませんでした。普通充電器で試しましたが動作せず。スーパーチャージャーで機能するかは不明です。できた方がいたらぜひ教えてください!エネルギーアプリの改善特定ルートでの他のテスラ車の平均速度を表示し、減速によるエネルギー節約量を計算する。再現できませんでした。 50~60kmのルートを設定して走行しましたが、この機能は表示されませんでした。ブラインドスポットカメラの表示メインのカメラアプリを開いている状態でも、ウィンカーを出すと死角の映像が割り込んで表示される。期待通りに動作しませんでした。 僕の車では、カメラアプリを開いているとウィンカーを出しても死角映像は表示されませんでした。バグかハードウェア3の制限の可能性があります。4. カメラ画質とハードウェアの差についてアップデートを試す中で、いくつか気になる点も見えてきました。今回のアップデート後、サイドカメラの画質は向上したように感じる一方で、僕のハードウェア3搭載車のリアカメラの画質が、以前よりザラザラして粗く見えるような気がしています。これはあくまで僕の主観ですが、皆さんの車ではいかがでしょうか?カメラアングルの切り替え機能がハードウェア4限定であるように、一部の機能でハードウェア3が少しずつ「置いていかれ始めた」感覚があります。これはスマートフォンやPCが新しいモデルになるにつれて、古いモデルでは一部機能が使えなくなるのと似た流れかもしれませんね。5. 最終評価:2025.20.6は「良いアップデート」だった?最後に、今回のアップデートの総括です。公式発表だけを見ると「コツブなアップデート」でしたが、中身を詳しく見ると、特にセントリーモードの一括削除機能は、多くのユーザーにとって日々の使い勝手を大きく向上させる、待ち望んでいた改善点でした。一方で、新しい機能の一部がハードウェア4限定だったりと、少しずつハードウェアの差を感じる場面も増えてきました。初期のモデル3でIntel AtomチップからRyzenチップに変わった時に「いいなー」と思った感覚に、僕自身もだんだんなってきています。とはいえ、基本的な機能はしっかり進化し続けています。小さなアップデートの中にも価値ある変更が隠されているのがテスラの面白さですね。これからも継続的な改善で、私たちのカーライフをより良くしてくれることでしょう。次のアップデートも楽しみに待ちたいと思います!