■ご依頼いただいた車両とお悩み今回ご紹介するのは、テスラ モデル3(パールホワイト)の左フロントドアパネルに生じたへこみの修理事例です。 ボディの表面には浅いへこみと擦り傷が見られ、パネル全体のなめらかなラインにわずかな凹凸が出てしまっている状態でした。お客様からは「目立つへこみを直したいが、ドアを交換するほどの大掛かりな修理は避けたい」というご相談をいただきました。テスラの車体は多くの部分にアルミ素材が使われており、一般的な鉄製ボディの修理方法では対応できないケースが多くあります。今回のご依頼も、まさにその代表例といえる内容でした。■テスラのアルミボディ特有の難しさテスラの外装パネルには、軽量化のためにアルミが多く採用されています。アルミは鉄と比べて柔らかく、成分や加工方法も異なるため、専用の知識と設備がなければ正確な修正が難しい素材です。作業を行う際には、アルミの粉が舞い上がらない様、集塵機の使用が不可欠です。鉄粉とアルミ粉が混ざり合うと、サビの発生や仕上がりの品質低下につながる恐れがあるため、作業環境を分けて管理することが求められます。また、パネル交換の場合、テスラ認証工場でなければ部品が発注できず、結果的に修理を断られるケースも多くみられます。しかし、当社はテスラ認証工場のメリットを活かし、パネル交換、アルミ鈑金の両方に対応することが可能です。今回のケースでは、ドアパネルを交換せずに、鈑金による外板修正で対応させていただきました。■へこみを直す鈑金修正の工程修理はまず、ドア内部の部品を丁寧に取り外すところから始まります。今回はドアの分解を行い、内部にアクセスしやすい状態を作ってから修正作業に進みました。へこみの修正には、パネルの表面に専用のアタッチメントを吸着させ、内側から少しずつ引き出していく手法を採用しています。写真でご覧いただけるように、ドア表面には吸着パッドを取り付けた治具がセットされ、機械の力を使いながら少しずつ元の形状に近づけていきます。この工程では、一度に大きな力をかけるのではなく、下記のような手順で慎重に進めていくことがポイントです。へこみの位置と深さを正確に確認する吸着パッドを的確な位置に設置する少しずつ引き出しながら形状を確認する表面のわずかな歪みをチェックし、パテで形を整え、微調整を重ねるこうした地道な作業を重ねることで、パネルを交換せずに、元の滑らかなボディラインを取り戻すことができます。■徹底した調色(色合わせ)へのこだわり修正が完了した後は、塗装工程に移ります。テスラのパールホワイトのような塗色は、光の当たり方によって微妙に色味が変化するため、調色には特に高い技術が求められます。当社では、周囲のパネルとの色味を可能な限り近付けるため、何度も試し塗りを重ねながら微調整を行っています。塗装前には、ホコリやゴミの付着を極限まで排除し、クリーンな環境を保つことも欠かせません。また、塗装後には適切な温度管理を行い、塗装とクリア塗装にしっかりと温風乾燥を実施することで、耐久性と美しい光沢を両立させています。マスキングによって塗装範囲を正確に区切り、必要な箇所だけにムラなく塗料を乗せていく工程も、仕上がりの品質を左右する重要なポイントです。こうした工程を経ることで、周囲との違和感を限りなくゼロに近付けられるよう細部までこだわります。■仕上がりとお客様へのご案内すべての工程を終えたドアパネルは、雨に濡れた状態でも分かるように、水滴が滑らかに流れるほどの美しい仕上がりとなりました。もとの状態を取り戻したボディラインと、周囲のパネルと調和した塗装により、修理箇所がどこだったのか分からないほどの仕上がりに仕上がっています。お客様からも「こちらに修理をお任せして本当によかった」というお声をいただき、大変嬉しく感じております。テスラのアルミボディは、一般的な整備工場では対応が難しく、パネル交換を勧められてしまうケースも少なくありません。しかし、鈑金修正によって直せる範囲であれば、部品代や修理期間を抑えながら、もとの美しい状態に近づけることが可能です。保険を使ってきれいに直したいとお考えの方も、まずは一度ご相談いただければと思います。■テスラの修理はテスラ認定ボディショップへご相談くださいテスラ車の鈑金修理は、アルミ素材への対応や部品の調達など、通常の整備工場とは異なる専門的な知識と設備が必要です。今回ご紹介したような、ドアパネルのへこみ修正もその一例です。テスラ認定ボディショップ MITSUMARUでは、テスラ認証工場としての設備とノウハウを活かし、パネル交換だけでなく、アルミ鈑金による修正にも対応しています。ちょっとしたへこみや傷でお悩みの方も、お気軽にお問い合わせください。テスラ認定 ボディショップ MITSUMARU住所:〒475-0977 愛知県半田市吉田町1丁目33電話番号:0120-303-362公式HP:https://tesla-mitsumaru.com/