お客様からテスラ モデル3の左フロントドアにドアパンチ被害を受け、相手が分からないためご自身の車両保険での修理の依頼を受けました。テスラの修理の大半はご自身での事故でなく、追突、ドアパンチ等の外的要因による事故が多いように見受けられます。1. 事前準備まず、車両の損傷箇所を詳細に確認しました。左フロントドアのへこみは浅かったのですが、アルミのパネルのためきれいな状態に戻りきらない可能性が高いため、お客様とご相談の上、交換が必要と判断しました。また、周辺部の傷や隣接するパネルへの影響も考慮し、修理範囲を正確に見積もりました。2. 部品の取り寄せテスラは特殊な部品や技術を要するため、修理をするには認証が必要となります。また、認証を受けた工場でないと部品の発注ができないため、当社で新しい左フロントドアを取り寄せました。ホワイトパールカラーの色合いの違いが出ないよう細心の注意を払い修理を進めて参ります。3. ドアの取り外し古いドアを取り外す工程では、周辺部の損傷を避けるため慎重に作業を行いました。ドア内部の配線や部品を傷つけないように取り外し、新しいドアを取り付ける準備を整えました。4. 新しいドアの取り付け新しいドアを取り付ける際には、ドアの位置調整を丁寧に行い、車両全体のラインが崩れないようにしました。また、ドアの開閉やロック機能も確実に作動することを確認しました。5. 塗装と仕上げホワイトパールカラーは微細な色合いの違いが目立ちやすいカラーです。そのため、塗装は特に丁寧に行い、周囲のパネルとの色調を一致させるために、何度も色を確認しながら塗装しました。乾燥後、クリアコートを施し、艶と耐久性を持たせました。加えて隣接パネルと色の違いが出ないようフロントフェンダー、リヤドアにもボカシ塗装も施しました。6. 最終チェックと納車修理後、最終的なチェックを行い、塗装の状態やドアの開閉、各種機能が正常に作動するか確認しました。お客様にも確認いただき、仕上がりにご満足いただけました。このように、当社ではテスラ モデル3のような高級車の修理にも対応しております。お車の修理でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。この度は数あるボディショップの中から当社をご利用いただきまして誠にありがとうございました。